ホワイトニングの薬用成分(薬効成分)について徹底解説!定義や効果は?

どのサイトを見ても薬用成分の定義だったり、薬用成分と有効成分の違いが説明されていないですよね😅

なので厚生労働省の資料に目を通し、薬用成分の定義や効果などを調べてみました👏👏👏

このページでは薬用成分を徹底解説し、歯のホワイトニングにおいてよく配合されている薬用成分についても解説しています😬

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現在、市販で売られている歯磨き粉の90%以上は薬用歯磨き粉なんだよ♪

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薬用成分の効果についても知っておこう😎

薬用成分(薬効成分)とは?

まず「薬用成分(薬効成分)」とは、厚生労働省が認めた効果がある成分のことです。

ちなみに「有効成分」も厚生労働省が認めた効果がある成分のことです。

では薬用成分と有効成分は何が違うのでしょうか?

薬用成分と有効成分の違いは?

簡単にいうと薬用成分は厚生労働省が認めた効果がある成分のことで、有効成分は歯磨き粉や育毛剤など特定の種類に対して効果があると厚生労働省が認めた成分のことです。

例えば「ポリリン酸ナトリウム」は薬用成分であり、歯磨き粉の有効成分ですが、育毛剤の有効成分ではありません

歯磨き粉にポリリン酸ナトリウムが配合されていると歯の汚れを分解してくれるなどホワイトニング効果が期待できるため、厚生労働省がポリリン酸ナトリウムを歯磨き粉の有効成分と認めていますが、

育毛剤にポリリン酸ナトリウムが配合されていても育毛効果が期待できないと厚生労働省が定めているのでポリリン酸ナトリウムは育毛剤の有効成分ではないのです。

ポリリン酸ナトリウムの場合
薬用成分 有効成分
歯磨き粉
育毛剤 ×

薬用成分は、約3,000種類もありますが、歯磨き粉の有効成分は86種類しかありません。

つまり薬用成分約3,000種類のうち、歯磨き粉に有効なのが86種類ということになります。

薬用成分と有効成分の関係

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歯磨き粉の有効成分はのページでまとめたよ😍

ホワイトニング商品によく含まれている薬用成分4選

ハイドロキシアパタイト

歯のエナメル質の約97%、象牙質の約70%はハイドロキシアパタイトからできています。歯には無数の細かい傷ができてしまうのですがハイドロキシアパタイトが再石灰化し、傷を修復してくれます。ハイドロキシアパタイトも歯を守る成分です。

フッ素(フッ化ナトリウム)

フッ素は虫歯が出す酸に対して対抗する効果があるのでフッ素があると新しい虫歯ができにくくなります。また再石灰化する効果もあり、定期的に歯をフッ素に浸透させることで強い歯になります。子供などの生えかけの歯には特に虫歯予防ができるフッ素が有効です。

ゼオライト

ゼオライトはカルシウム吸着効果が高く、食品添加物にも使用されており安全性が高い成分です。歯の黄ばみや歯石の沈着を防げるため、歯を白くする効果と虫歯や口臭も予防する効果があります。

ポリリン酸ナトリウム

ポリリン酸は高い確率でホワイトニング商品に含まれており、歯磨き粉の有効成分でもあります。ポリリン酸は歯の表面の汚れを分解できるのでホワイトニング効果があり、食品添加物としてハムやソーセージなどの食品にも使用されることから安全性も高いので多くのホワイトニング商品に入っている成分なのです。

薬用成分一覧

薬用成分約3,000種類に関しては以下のページに載っていますが、あまりにも多いので開かないことをおすすめします。

医薬部外品の成分表示名称リスト
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のページでホワイトニングの有効成分や効果もチェックしてみてね♪